目の変革

視力向上をのんびり目指す日記

栄養素について

アントシアニン

アントシアニンが目にいいというのはよく耳にする話じゃが、調べてみると視力回復にはさして効果がないというのが実情のようじゃ。

目の網膜にある光受容色素であるロドプシン。これは光に当たることにより分解され再合成されるが、長時間目を酷使するとその再合成が間に合わなくなる。

アントシアニンにはその再合成を助ける作用があるようじゃ。

また、ロドプシンはタンパク質とビタミンA(レチナール)からなるが、分解されたのち、ビタミンAが不足しているとうまく再合成が行えなくなる。ゆえにビタミンAも再合成を助ける作用をもつといえるじゃろう。

 

このロドプシンは暗所での視力にかかわると言われている。アントシアニンの効用としても暗順応機能の促進は確認されている。

しかし一般的に視力と呼ばれる、遠くを見る能力に関しては即効性はあるが持続性は確認されていない。(摂取後4時間で回復、24時間で消失)

眼精疲労に効果があるともいわれているため摂る必要性がないとはいえないが、思っていたよりも視力向上への有効な手段にはなりえないことに多少なりとも衝撃を受けた。

 

 

カシスアントシアニン

カシスに含まれるアントシアニンはブルーベリーの3~4倍と言われており、ブルーベリーには含まれない特有成分(デルフィニジン‐3‐ ルチノシド/シアニジン‐3‐ ルチノシド)が含まれている。また、ミネラルやビタミン、食物繊維などもブルーベリーより豊富に含まれているため摂取するならこちらのほうが期待できそうじゃ。

 

ルテイン

ほうれん草や、にんじん、かぼちゃ、ケール、ブロッコリーなどに多く含まれている、カロテノイド(天然色素)の一種じゃ。

このルテインは目に多く存在しており、紫外線や、ブルーライトなどの高エネルギーの光を吸収し、光によって発生する活性酸素を除去する働きがあるようじゃ。

結果目の健康を維持できるため、視力回復にも少なからず有効じゃろう。

体内のルテインは紫外線や、たばこの影響で少しずつ減少していくが、体内では生成されないため摂取が必要になってくる。

ルテイン脂溶性成分のため、効率的に摂取するためには油を使った料理にするとよさそうじゃ。

 

終わりに

食生活は目だけでなく、全身の健康維持のためにも重要となってくる。意識的に少しずつでいいから、毎日の栄養について考えていきたいところじゃな。

 

確認法進捗

壁にかかったカロリーメイトとわしの距離(Calorie Mateの文字が裸眼ではっきり見える距離)20㎝。