目の変革

視力向上をのんびり目指す日記

モロヘイヤ食べるのじゃ

モロヘイヤ。わしの大好物なのじゃが、調べてみると眼にとってもかなりよい食材であることが分かったので早速書き記しておく。

一応まずモロヘイヤの説明をしておくとしよう。

モロヘイヤとは

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北アフリカ原産の植物でとても栄養価の高い野菜じゃ。独特のヌメリがある。

かつて難病にかかった王がモロヘイヤのスープを飲んで治ったことからアラビア語で王の野菜(ムルキーヤ)と呼ぶようになったのが語源とも言われておる。

モロヘイヤに含まれる栄養素のうちビタミンB2葉酸パントテン酸は水溶性。葉酸パントテン酸が熱に弱いことを考えると王はビタミンB2不足だったのじゃろうか。しかしスープが冷製の可能性も・・

このモロヘイヤには様々な栄養が含まれておるのじゃが、わしが気になったものを挙げておきたい。

 

βカロテン

モロヘイヤのβカロテン含有量は100gあたり10000㎍で野菜類の中ではとうがらし、しそに次いで三位なのじゃ。しそやとうがらしは多く摂取するのは少し難しいので実質一位でいいんじゃなかろうか。

(食品成分ランキングによって調べ)

βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換される。ビタミンAは以前(といってもかなり前じゃが)に記した通り、ロドプシンの再合成に必要じゃ。

眼の健康維持に役立つことは言うまでもないじゃろう。

ビタミンE

こちらは野菜類で二位の含有量じゃ。ビタミンEは血液中のコレステロールや脂肪の酸化を防ぎ血管のしなやかさを保つ働きをもつ。さらに血管の収縮をおさえ、血液をさらさらにする働きをもつゆえ、血流の改善が期待できるようじゃ。

目の周りをほぐすトレーニング法などもあるように、血流を改善することは目の健康維持、および視力向上のキーになってくるじゃろう。

いずれそういったトレーニング法を記すついでに書きたいものじゃが、簡単に言うと血流を改善すれば目に酸素が供給され、また眼球を満たしている体液である房水の流れをよくできるためじゃな。

ムチン

ヌメリの成分の正体じゃ。納豆や山芋などのヌメリも同じ成分じゃな。ちなみに人間の鼻の粘膜や涙にも含まれておる。このムチン、優れた保水力をもつゆえ、眼の潤いを保ちドライアイを防ぐことができるようじゃ。

 

まとめ

ムチンは熱に弱く、βカロテン、ビタミンEは脂溶性であることを考えると加熱時間短めの油調理がおすすめといえるじゃろうな。わしは料理は不得手なのじゃが、眼にいい料理をつくりいずれシェアしてみたいものじゃ。

ちなみにここには記しておらんがモロヘイヤには他にも多くの栄養素が含まれておる。

眼の健康も視力向上も、体の健康あって成り立つもの。そういう意味でもおすすめの野菜じゃ。ちなみに7~9月ぐらいまでが旬じゃが、あまり日持ちせんので1~2日以内に食べきりたいところじゃな。