疲労対策①ヒートショックプロテイン
旅による疲れといったところじゃろうか。継続は途切れてしまった。
わしも若くないようじゃ、帰宅して一日経った今でもまだ疲労が残っておる。
が、こうしてまた筆をとることができたのでよしとしよう。
そう、完璧主義じゃと瓦解した後のリカバリーがきついのじゃ。気楽にやっていくとしよう。
というわけで今回は疲労回復について調べてみようと思う。
とはいえ、疲労回復にも数多の方法があるじゃろう。ゆえに今回は前回書いた記事に関連したものをとりあげてみよう。
ヒートショックプロテイン(HSP)
ヒートショックプロテインとは
ヒートショック・プロテイン(HSP)は損傷を受けた細胞を修復、整備する働きを持っつタンパク質の一種じゃ。ほかにも免疫細胞の強化や乳酸発生を遅らせるなどの働きを持っておる。
ヒートショックプロテインを増やすには
このヒートショックプロテインを増やすには食事によるものと入浴によるものがある。
アスパラプロリンを含む食品の摂取
アスパラガスの由来成分で、睡眠の質を高め、起床リズムのずれによって引き起こされる様々な不調を改善する効果を持つ食品成分じゃ。このアスパラプロリンはヒートショックプロテインを誘導する働きをもつこともわかっておる。
ヒートショックプロテインを活性化させる入浴法
ヒートショックプロテイン(以下HSP)は身体に熱によるストレスが加わることによって体内で作られる量が増加する。その方法が入浴というわけじゃ。
入浴の方法を簡単に言うと40度の湯に20分程度つかること、じゃ。
その際に気を付けるべきポイントとして以下に羅列しておこう。
・入浴後に保温すること(10分~15分)
・水分補給(入浴後は常温か暖かい飲み物を)
・体温上昇の確認(平熱より1,5度くらいの上昇)
・週に2~3回まで(熱ストレスに耐性ができるため
体の水分をふき取る。入浴後は上着をはおる。靴下をはくなどして保温することが大切じゃ。その際汗をかくことになるじゃろうから水分の補給は欠かせんが、冷たいものを飲んでは保温にならないので入浴後は避けたいところ。
37度以上に体温を保つことでHSPは増加していく。そのための入浴時間の目安が40度20分、41度15分、42度10分(理想の38度まで体温を上げるため)となっておるのじゃが、平熱が低い人にとっては38度まで上げるのは負担が大きいため平熱より1,5度くらいの上昇を目指すといいようじゃ。(その確認は舌下温で行える)
ちなみに運動によっても体温が上昇することによっても熱ストレスを感じる。ゆえにHSPを増やすことができる、が入浴のほうが手軽に取り入れることができるためおすすめといえる。
まとめ
今回はHSPについて軽くとりあげてみた。調べていくと純粋に疲労回復効果と呼べるわけではないのじゃが、(乳酸の発生を遅らせるが効果が出るのは数日後)疲労対策といえばあながち間違っておるまい。それに様々な効果が期待できかなり興味深かった。入浴は健康に良いし毎日に取り入れるついでにこの方法を試してみるのもよいかもしれん。
(参考)
ヒートショックプロテインで元気に! | はぴばす | 株式会社バスクリン
アスパラガス由来成分のチカラ!睡眠の質とリズムをサポート|【大塚製薬の公式通販】オオツカ・プラスワン
ヒートショックプロテイン入浴法 - HSP研究者 伊藤要子のホームページです
ヒートショック・プロテインとは | 睡眠リズムラボ | 大塚製薬
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