悪習慣を断つ
早速、視力向上トレーニングを日常生活に取り入れ習慣化していきたいところじゃが、その前に何気ない普段の習慣を見直すところから始めていきたい。
調べてみると案外悪習慣があることが分かった。新しいことを意識する前に、今の自分の無意識を意識的に俯瞰する必要がありそうじゃ。
主な不健康習慣
〇 長時間のPC,TVなどの凝視、暗い部屋での視聴
〇 乾燥した部屋で長時間過ごす
〇 運動不足
〇 姿勢
他にも不健康習慣はあがってきたが今回は上にあげた、酸素不足につながる悪習慣について取り上げたい。
1,長時間のPC,TVなどの凝視
テレビやパソコンなどの画面を長時間凝視し続けると、目の周囲の筋肉が緊張して疲れ血流が滞るために酸素不足を招くようじゃ。
長時間というのが具体的に何時間以上を指すのか明記している文言は見当たらなかったのじゃが、VDT症候群,などは一日八時間以上PC作業をする方が発症する傾向があるようじゃ。
わしはそこまで長時間ディスプレイを見続けることはあまりないが、2~4時間程度なら連続で凝視することは少なくない。対策としては
〇一時間ごとに小休止(10~15分)をとること
〇ブルーライトカット眼鏡等を用いること
が挙げられる。
また、暗い部屋でテレビやパソコンの画面を見たり細かい作業をすると、目が頻繁にピントを合わせようとするために眼筋を酷使することになり酸素不足を招くようじゃ。
2、乾燥した部屋で長時間過ごす
最近は特に寒くなってきた。在宅時には暖房が常時作動しておる。
しかし空調によって空気が乾燥することで目の酸素不足を招くようじゃ。
また、1に関連しておるが長時間のディスプレイの凝視でまばたきの回数が減ることも目の乾燥に繋がるようじゃの。
3、運動不足
運動不足によって全身の血流が滞る。当然目の血流も滞り、酸素不足を招くわけじゃな。ウォーキングやストレッチなどを継続することが対策として挙げられるが、この寒い中なかなか外へ出向く気にはならぬし、ストレッチも今まで何度も習慣化するまでに頓挫してきた。
運動による血行改善は、目だけでなく全身の健康に直結する。視力回復トレーニングの一環として、毎日のルーティン(これから作成予定)に加えていきたい。
4、姿勢
わしの体には猫背が染みついておった。無意識のうちに背が曲がる。じゃが、猫背によって呼吸が浅くなることで、酸素不足を招く。意識的に改善していきたいところじゃが、ただ意識するよりはしくみを知っておいたほうが効率的じゃろう。
以上酸素不足につながる悪習慣について取り上げた。
日本リバース院長の今野清志氏も著書にて、「目の治癒力を高めるためには、血流を改善して、目に潤沢に酸素を送り込むことが重要」と述べている。
酸素の欠乏は充血やドライアイによる眼痛も引き起こす。まずはこれらの悪習慣を見直していくことにしよう。