目の変革

視力向上をのんびり目指す日記

視力回復トレーニング③呼吸法

今までの記事でもわかるように、酸素の供給は視力回復においても重要な役割を果たすとわしは考えておる。というわけで、酸素の供給といえば呼吸。今回は呼吸法について調べてみたのじゃ。

 

呼吸法を身につけるメリット

多忙な生活、人間関係などのストレスによる自律神経の乱れによって、胃腸がこわばり腹式呼吸がうまくできなくなっている人も少なくないようじゃ。

また、パソコンやスマートフォンの普及によって、長時間のデスクワークや悪い姿勢での作業が増え、呼吸が浅くなり酸素不足を招くケースも増えているようじゃな。

腹式呼吸、深い呼吸を身につけることによって、全身をめぐる酸素の量は8~10倍にまで増えるといわれておる。当然、目に送られる酸素の量も増えるわけじゃ。加えて深い呼吸を繰り返すことで副交感神経が活発になり、緊張していた眼筋を緩めることにも役立つ。

さらに、一般的な胸式呼吸と比較した場合、酸素消費量(組織がどれだけ酸素を消費して運動しているかの指標。この値が小さいほど、少ないエネルギー量で運動できている=効率がよいとされる)は胸式呼吸が35%であるのに対して、腹式呼吸は4~7%と格段に効率がよいことがわかっておる。

このように呼吸法を身につけることによって、酸素供給量が増し、血行改善トレーニングとの相乗効果も期待できるのじゃ。

レーニング方法

腹式呼吸を身につける方法は調べれば多く出てくるのじゃが、まずは意識することが重要じゃろう。呼吸とは無意識に行うものであるゆえ、改善するのは難しい。じゃからまずは意識して深い呼吸をすることを繰り返し、無意識のレベルにまでもっていきたいところじゃな。では、ここでは二つほどトレーニングをとりあげておくとしよう。

決まった時間で吐ききり吸う

歌のトレーニングでもあるのじゃが、決まった時間(テンポでもよい)で吐ききって吸うことで普段は浅くなっている呼吸を意識的に深くすることができる。

例)7秒息を吐いて吐ききった後、7秒息をとめ、7秒(鼻で)吸う。

  8拍息を吐いて吐ききった後、2拍で吸う。

(ちなみに腹式呼吸の方法自体がつかめない人はこちらを参考に。まぁ調べればいくらでもでてくるので自分にあった分かりやすいものがいいじゃろう)

これをすることで腹式呼吸を自然に身につけていくだけでなく肺活量もきたえることができるのじゃ。

 

ペットボトルで呼吸

空のペットボトルの底に小さな穴を2~3ほどあけておく。それを口にくわえて深呼吸する方法じゃな。ペットボトルの形は問わない。

方法としては、まず息を吐ききってからペットボトルをくわえ、鼻から大きく息を吸い込む。その後6~10秒ほどかけて口から息を吐ききる。

これを5~10回繰り返すのじゃ。

穴の開いたペットボトルに息を吐くときの抵抗が呼吸筋を鍛え、心肺機能を高めるようじゃ。最終的には一日50回ほどできるようにするといいようじゃ。

 

 

まとめ

目に酸素を送るためには

全身の血液循環を改善して酸素供給の効率を高めること

深い呼吸を日常的に行うことで酸素の供給量を増やすこと

がキーになる。片方だけでも効果はあるじゃろうが、両方行うことでシナジーを生み、より大きな効果が期待できるのじゃ。

今回とりあげた②に関しては猫背などの姿勢もかかわってくる。無意識の領域に意識を向けることは容易ではないが、ここで習慣化のメソッドは活きてくるじゃろう